本日は、最近当事務所が解決した離婚事件をご紹介します(ただし、プライバシー保護のため事案は抽象化しています)。
今回の依頼者はAさんで、専業主婦として2人の子供(12歳、8歳)の子育てに追われていました。
夫は札幌の中小企業に勤める会社員で、3年ほど前から仕事が忙しいといって帰るのが遅く、地方出張が多くなって土日も家を空けることが増えてきました。
1年前、ふと夫のスーツを確認したところ、ラブホテルの領収書が見つかったのです。
ショックを受けたAさんは、まず自分が何をすべきかわからなかったので、当事務所にご相談に来ました。
Aさんは浮気をした夫と人生を共にし続ける気持ちを失っていたため、離婚を前提にできるだけ有利な条件で財産分与や慰謝料を受け取りたい、という意向でした。
当事務所は、Aさんの事情や意向を詳細に聞き取り、離婚を切り出す前に浮気のきちんとした証拠や夫婦で築き上げた財産をすべて把握してから、離婚協議を切り出すことを勧めました。証拠の収集方法や財産の把握の仕方は離婚に強い弁護士がノウハウを持っています。
当事務所は、これまでの経験と知識をフル活用し、Aさんに今後の進め方をアドバイスしました。
3か月後、Aさんは自らに有利な証拠を集め、財産もすべて把握したうえで再度、当事務所にご相談に来ました。
ここで、委任契約を締結し、当事務所がAさんの代理人となって離婚協議を交渉することになったのです。
すでにAさんに有利な証拠はすべて準備していたため、夫も弁護士を立てたのですが、財産分与、慰謝料、養育費で満足のいく金額を受け取ることができました。
財産分与:マンション(住宅ローンは慰謝料代わりに夫が支払い続けること)
養育費:1人当たり5万円
離婚が完了してから、Aさんからは、「自宅と養育費でお金に心配することなく、これで新たな人生をやり直すことができる。ありがとうございました。」というお言葉をいただきました。
このように、離婚にあたっては、事前の準備が不可欠です。当事務所には、離婚に強い女性弁護士が親身になってアドバイスいたします。
離婚問題・男女問題でお悩みの道民の皆様は当事務所の法律相談をご利用ください。
電話(011-281-4511)・メールでの事前予約制(女性は初回1時間まで5000円【税別】)