- 「別居中の夫から弁護士を通じて通知書が届いた…」
- 「弁護士から連絡が来たが、どう対応して良いか分からない」
- 「離婚を協議していた相手に弁護士が就いたが、自分も依頼すべきか？」
離婚協議を既に開始していた場合でも、離婚協議すらしていなかった場合でも、相手に弁護士がついて連絡が来ると驚いてどう対応して良いのかわからない、と戸惑う方が多いと思います。
しかし、相手に弁護士がついたからと言って焦る必要はありません。弁護士の文章には、あなたに一方的な非があるかのような記載があるかもしれませんが、これは相手の言い分に基づくものに過ぎませんので、必ずしも相手弁護士の要求に応じる必要はありません。
もっとも、相手についた弁護士は法律と交渉のプロですから、自分ひとりで対応する場合には慎重に行動した方がよいでしょう。少なくとも、相手に弁護士がついた場合には、あなたも自分の味方である弁護士に対応方法を交渉した上で交渉することをお薦めします。
弁護士は、基本的に依頼者の立場に基づいて仕事をするので、反対当事者であるあなたの味方をしてくれることは決してないということに注意が必要です。離婚協議においては、離婚するかどうか、財産分与をどのように決めるか、慰謝料は発生するか、いくらとなるか、親権をどちらに定めるか、養育費は月いくらとなるか、といった夫婦に関わる様々な問題が関わり合います。これらの離婚条件について、相手についた弁護士は、純粋に依頼者である相手のためだけに仕事をすることになるのです。
そのため、あなたも離婚に強い弁護士に依頼することで、対等な立場で交渉していくことができるので安心して離婚協議を進めることができるでしょう。なお、離婚協議が調停、裁判へと進んだ場合には、法律の専門的知識と実務経験が必要となりますので、段階が進むにつれて弁護士に依頼するメリットは増えていくこととなります。
当事務所は、離婚経験の豊富な女性弁護士が離婚・男女問題でお悩みの女性からのご相談・ご依頼を多く受け付けています。
相手に弁護士がついて離婚の請求をされた方は、焦ることなく当事務所の法律相談をご利用下さい。
