しかし、浮気・不倫による慰謝料請求には、法律の専門的知識とプロとしての交渉術が必要になり、より高額の慰謝料を獲得するためには弁護士に相談・依頼することが望ましいといえます。弁護士に依頼した場合、以下のようなメリットがあります。
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慰謝料請求を弁護士に依頼する4つのメリット
メリット①:より高額の慰謝料の獲得が期待できる
不倫による慰謝料に完全な基準はなく、ケースバイケースで不倫の内容や具体的な当事者の結婚生活、子供の有無、不倫の結果、離婚することになったかどうかで慰謝料の金額が決まります。そして、慰謝料請求に当たっては、弁護士の交渉力も慰謝料の金額が決まるうえで重要な要素です。
浮気をされた場合、自分自身で慰謝料を請求することはできますが、きちんとした慰謝料を獲得するための慰謝料請求は法律上の知識と経験豊富な交渉力が必要になるのです。そのため、慰謝料請求に強い弁護士に依頼することでより高額の慰謝料獲得を期待できます。
メリット②:不倫相手と自分が連絡を取る必要がなく精神的・時間的負担が軽減される
浮気をされた場合、不倫相手に対して許せない気持ちでいっぱいだと思います。そのような中で、慰謝料請求を自分で請求するのは精神的にストレスになり、自分で法律を調べたりするのに時間も費やしてしまうことになります。また、不倫相手と直接慰謝料のやりとりをすると、不要なトラブルを招きかねません。
これに対し、慰謝料請求を弁護士に依頼することで、精神的・時間的負担を軽減し、不要なトラブルを防止できるというメリットがあります。
メリット③:不倫相手に対して法的手続も辞さないことでプレッシャーを与えられる
弁護士に依頼すれば、慰謝料請求の交渉だけではなく、交渉が決裂した場合には民事裁判を起こすことができます。そのため、相手にとっては最初から弁護士が就いて慰謝料請求される方が脅威と感じるので、交渉を有利に進めることができるのです。
浮気をされた場合、浮気相手を許せない、と思うのが当たり前です。そのような場合に、こちらから積極的に弁護士を就けて慰謝料請求をすることにより、相手に対してきちんと慰謝料支払という形で法的な責任をとらせるができます。
メリット④:不倫の証拠集めのアドバイスから裁判手続まで全て任せることができる
慰謝料請求は法的手続ですので、慰謝料請求に出る前から、民事裁判を見据えた証拠集めを行い、きちんと準備を整えた上で戦略的に請求、交渉することが求められます。不倫は許せない、と感情的になって何も考えずに行動すると、獲得できるはずだった慰謝料を支払ってもらえない、と言うことになりかねません。最初から慰謝料請求に強い弁護士に相談することで、証拠収集のアドバイスから、専門的な民事裁判の遂行まで、全てを任せることができ、慰謝料の問題を解決することができるのです。なお、道民総合法律事務所は信頼できる興信所(探偵事務所)と提携しています。そのため、不倫の証拠集めのために効果的な証拠の集め方のアドバイスに加え、そのための興信所の紹介が可能ですので、不倫が疑われる段階から当事務所の法律相談をご利用ください。
弁護士と司法書士/行政書士の違い、慰謝料請求で弁護士だからこそできること
不倫による慰謝料請求として、司法書士や行政書士がホームページ等の広告を出していることがあります。
しかし、弁護士は証拠作成のアドバイスから依頼者を代理しての慰謝料、民事裁判まで請求全てに対応できますが、司法書士や行政書士は以下の範囲でしか対応できません。
業務の内容 |
弁護士 |
司法書士 |
行政書士 |
慰謝料請求の法律相談 |
○ |
△(140万円まで可) |
× |
慰謝料請求の代理請求、交渉 |
○ |
△(140万円まで可) |
×(書類作成のみ) |
民事裁判の遂行 |
○ |
△(簡易裁判所のみ) |
× |
このように、慰謝料を請求する場合、司法書士や行政書士ではできる業務範囲が限られており、極めて不便です。手続が進んだ場合には、改めて弁護士に依頼せざるを得ず、二重に費用がかかってしまう可能性があります。しかも、弁護士は豊富な交渉、裁判の経験に基づきアドバイスできるのに対し、司法書士や行政書士はこれらの経験がそもそもありません。
慰謝料請求でベストな解決をするのであれば、最初から慰謝料請求に強い弁護士に依頼するのが最も安心です。当事務所は、慰謝料請求に強い女性弁護士が所属しており、慰謝料を請求したいあなたにベストなアドバイスをしています。夫に浮気をされてしまい慰謝料請求でお悩みの方は、当事務所の法律相談をご利用下さい。